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2011年5月23日月曜日

プレスト自慢





2010年2月からずっと住んでいる場所、Presto。

自慢は、なんといっても人。

なんでもできます。

山の急な斜面を畑にして、美味しいものこさえます。

採れた物を美味しく料理します。

大きな釜で美味しいパンを焼きます。釜ももちろん手作り。

羊の大群を散歩に連れていきます。

その毛を紡いで素敵なベッドカバー作ります。

ロバに荷物を乗せて、片道5時間歩きます。

牛でも豚でも羊でも、上手に捌きます。

チャランゴやケーナを演奏します。

美しい歌をうたいます。

誰でも皆上手に踊ります。

家も自分で作ります。

壊れたものは直します。

ご近所同士、協力します。

地域の子供は皆自分の子のように面倒をみます。

便利な機械なんて、大抵の家にはありません。

ここには何でもできる人々がいます。


中でも尊敬するのは、Doña Joaquina。 ホアキーナおばあちゃん。

70歳のおばあちゃんは、大家さんのお母さん。大家さん夫妻はプレストでの私の両親のような存在。なので、ドニャホアキーナはわたしにとって、プレストのおばあちゃんです。

彼女は、まさになんでもできる人。

彼女の焼くパンは絶品。

お祭りの際はロスケテを焼く。

目が悪くなり織物はあまりしなくなったけど、昔は何でも作りました。

羊の毛を刈るように、飼い犬の毛を刈る。(ノミ防止のため)

大家さんがいない日は家の台所へ料理しに来てくれます。孫のように私を気にかけてくれる。

彼女の長い三つ編み、黒い毛の部分は私の髪の毛を寄贈しました。

大好きな人の髪の毛の一部となっていると思うと、嬉しい。


私は、プレストの人が大好きです。

大自然の中でたくましく生きる人々は、でっかいでっかい愛をもっています。

素直で親切で何でもできる彼らのように生きたいです。

2011年4月30日土曜日

Pascua de Resurrección

4月22日はViernes Santo(キリスト復活祭の聖週間の金曜日)でした。イエスキリストの復活を記念する祝日で、欧米ではイースターと言われます。

この日は、各家庭で午前中は絶食しミサに行き、昼食は全てベジタリアン(肉なし、魚は食べる家庭もある)の特別な料理を食べます。

伝統では12種類の料理を食べるようですが、プレストの大家さんの家では

Aji de arveja(グリーンピースの赤唐辛子ソース)

Guiso de cebolla(玉葱とトマトの黄唐辛子煮込み)

Papas(茹でたジャガイモ)

Fideo(パスタ)

Chocros(茹でた採れたてトウモロコシ)

Arroz con leche(お米を牛乳と砂糖とシナモンで甘く炊いたもの)

を料理して頂きました。

料理をしているのはチョリータ のおばあちゃん。Doña Joaquina.



夜はミサがあり、血まみれのキリスト像を担いで行進もありました。

Receta de Húminta

ボリビアの秋:収穫の季節

朝晩がすっかり寒くなって、すっかり秋らしくなりました。

4月は収穫の季節で、ジャガイモ、さつまいも、トウモロコシ、みかん、オレンジ、チリモヤなどがプレストで収穫されています。

大家さんの家の食卓には新鮮なトウモロコシが毎日並びます。

採れたてのトウモロコシの美味しいこと!

日本のトウモロコシより甘さはありませんが、素朴な味がとても美味しいです。

トウモロコシが採れるこの季節に、プレストの各家庭で作られるボリビアの郷土料理を紹介します。

名前はHúminta(ウミンタ)。トウモロコシのパンです。

作り方:

①新鮮な皮付きトウモロコシをたっぷり用意する。

②トウモロコシの実だけを取る。皮も後で使うので、とっておく。

③トウモロコシの実を潰す。ボリビアではバタンと呼ばれる食物を潰す為の石の器具を使います。

④③にシナモンとアニスを加えて混ぜる。

⑤さらに砂糖を加えて混ぜ(お好みの甘さで調整して下さい)、少し油も加えて混ぜる。


⑥トウモロコシの皮を広げ、2枚を重ねて、⑤の生地をのせる。そこにスライスしたチーズをのせて、上手に包む。

⑦形がくずれない様に、トウモロコシの皮を細く裂いたもので括る。


⑧お好みで、オーブンで焼くか、鍋で蒸す。しっかり火が通ったら、出来上がり!

とても美味しいので、ぜひ作ってみてください!

Época de cosecha

Estamos en el otoño en Bolivia.

Esta época, tenemos papa, camote, maíz, naranja, chirimoya y otro más cosechas de la tierra.

Los sabores de cosechas son muy rico.

Especialmente, a mi me encanta mucho el sabor de maíz en Bolivia.

Cada día comemos maíz para almuerzo.

Que dulce fresquito choclo es!

Voy a presentar un receta de mi comida favorita en Bolivia.

Es se llama Húminta (Pan de maíz).

1, Cosechamos mucho maíz (maíz fresquito es mejor!)

2, Sacamos frutos de maíz y machacarlos

3, Ponemos harina de canela y anís a paso 2 y los mezclamos.

4, ponemos azúcar y un poco de aceite a paso 3

5, Sacamos una cuchara de masa y la ponemos encima de cáscara de maíz. Ponemos un pedazo de queso encima de la masa y la envolvemos.

6, Las horneamos o cocinamos en la olla.

Concruso de Dibujo en Presto









絵画コンクール 

『私の大好きな村プレストの宝物』をテーマに、絵画コンクールを実施しました。

子供たちがのびのびと描いた絵からは、たくさんの元気をもらいました。

こちらでは、子供と一緒に活動することが多いですが、彼らの素直さ自由さ真っすぐさに触れる度に、子供っておもしろいなぁーと思います。

彼らから教えられることのほうが多いです。



プレストでの友達であり先生である彼ら。彼らなしでは、きっとプレストで暮らし続けられなかったと思う。大切な存在。

2010年9月7日火曜日

Fiesta en Presto: Santiago 23-27 de Julio


Día de Santiago












Santiago es una fiesta más importante en Presto.
Esta fiesta dura desde 23 hasta 27 de Julio.
Todo la gente de Presto junta en la Plaza esos días.
Ellos bailan, cantan, tocan música y montan caballo para Tata Santi.
El día 25, los niños bailaron Tinquy que es un tipo de danza tradicional de Bolivia.
Ellos bailaron muy bien, así parecía Pachamama estaba riendo en ese día.
Después de bailar, el chico tenía cara muy contento...
¡Que bonito día Santiago era!

7月に行われたプレスト村最大のお祭り、サンティアゴ祭の様子です。
23日から5日間、タタサンティ(Santiagoという聖人)を祭って、村人は毎日プラザで唄って踊っていました。
24、25日には馬で村を行進し、集落で捕まえた狼を生け贄としてパチャママ(大地の神様)に捧げる儀式もありました。
25日に村の子供たちがティンクイという踊りを踊りました。
ティンクイは喧嘩している様子を元にした、とても力強い踊りです。
彼らが踊った後の村は、土埃が舞い、青い空から強い日差しがふりそそいで、まるでパチャママが笑っているように私には見えました。
踊った後の少年のすがすがしい顔。
とても美しい光景でした。

2010年7月8日木曜日

Feria de Medio Ambiente#1

第一回プレスト村環境フェリア開催















6月25日冬休み前の最終日にプレストの小学生と高校生と一緒に環境フェリアを開催しました。
今までの環境の授業の成果を、村の中心部のプラザでお披露目しました。

小学生は卵の殻を使った絵や、ペットボトルで作ったカバン、ジュースの袋で作ったリュックやエプロン、ベルト、ペットボトルの底で作ったキーホルダーや小物入れを発表。
子供の発想はおもしろい。
ペットボトルを使った、太陽をとおしてしまうサンバイザーなんかも開発。
色使いも本当に素敵。
高学年の女の子は編み物が得意だから、ペットボトルで作ったカバンにもきれいに鍵編みで模様が編み込まれている。
ごみとして捨ててしまう物が、子供たちのアイデアと手仕事でこんなに素敵に生まれ変わりました!

高校生は環境についてパネルや劇を発表。パソコンを使ってパワーポイントで世界の環境汚染の状況を発表したクラスもありました。

みんなが準備を始めたのは、6月に入ってから。
なのに、こんなに素敵なフェリアになりました。子供たちと先生たちの協力があってこそ。
子供たち、結構楽しんで作品作っていた。だからこんな楽しそうな作品ばかりができたのね。
近所の人も見にきてくれて、作品に見入っていた。
中には売ってほしい、という人も!
また楽しいフェリアを開催して、皆が楽しみながらごみが減っていくといいなと願ってます。

¡Día de La Cultura Japonesa!

プレスト日本文化の日







プレスト村では、未だにChinita!(中国人)と呼ばれたり、日本映画が好き、といってジャッキーチェンの映画のことだったり...
日本のこともっと知ってほしいなと思って、6月24日に、日本文化紹介を行いました。
同期の隊員がかけつけてくれて、子供たちの空手教室と、日本のJ−Popの演奏、夜には映画「もののけ姫」を上映しました。

子供たちは空手に大興奮。男の子は憧れの眼差しで、女の子は恋心を秘めた眼差しで、空手を教えてくれた同期隊員のこと見てました。
下は幼稚園から、上は中学生までが空手教室に参加。
小さい子も一生懸命していました。
最初は空手は喧嘩のためのものだと勘違いしていた子供たちに、同期隊員はしっかり空手家の心も伝えていました。
プレストの空に元気な「押忍!」の声が響いていました。

空手教室の後には、ギターとハーモニカで日本の音楽を演奏。私も三線で加わって、同期隊員4人でふるさとも唄いました。
その後は夜に、プロジェクターでもののけ姫を上映して、プレスト初の映画館を再現。
映画のメッセージは伝わったかな?日本の昔の風景、少しは想像がついたかな?

キラキラ目を輝かせて楽しんでくれていた子供たちに感謝。
素直に喜んでくれている姿からは、たくさんの喜びと元気をもらいました。

そして、同期の隊員の力ってすごい!
皆の特技が集まって、とても楽しい1日になりました。
普段は静かな村にお客さんが来てくれて、きっと子供たちはすごく嬉しかったんだろうな。
村を歩いている時も、同期隊員たちは常に子供たちに囲まれていました。
同期隊員の楽しそうな顔と、子供たちの嬉しそうな顔!!!
また開催しよう、と心に決めました。