自慢は、なんといっても人。
なんでもできます。
山の急な斜面を畑にして、美味しいものこさえます。
採れた物を美味しく料理します。
大きな釜で美味しいパンを焼きます。釜ももちろん手作り。
羊の大群を散歩に連れていきます。
その毛を紡いで素敵なベッドカバー作ります。
ロバに荷物を乗せて、片道5時間歩きます。
牛でも豚でも羊でも、上手に捌きます。
チャランゴやケーナを演奏します。
美しい歌をうたいます。
誰でも皆上手に踊ります。
家も自分で作ります。
壊れたものは直します。
ご近所同士、協力します。
地域の子供は皆自分の子のように面倒をみます。
便利な機械なんて、大抵の家にはありません。
ここには何でもできる人々がいます。
中でも尊敬するのは、Doña Joaquina。 ホアキーナおばあちゃん。
70歳のおばあちゃんは、大家さんのお母さん。大家さん夫妻はプレストでの私の両親のような存在。なので、ドニャホアキーナはわたしにとって、プレストのおばあちゃんです。
彼女は、まさになんでもできる人。
彼女の焼くパンは絶品。
お祭りの際はロスケテを焼く。
目が悪くなり織物はあまりしなくなったけど、昔は何でも作りました。
羊の毛を刈るように、飼い犬の毛を刈る。(ノミ防止のため)
大家さんがいない日は家の台所へ料理しに来てくれます。孫のように私を気にかけてくれる。
彼女の長い三つ編み、黒い毛の部分は私の髪の毛を寄贈しました。
大好きな人の髪の毛の一部となっていると思うと、嬉しい。
私は、プレストの人が大好きです。
大自然の中でたくましく生きる人々は、でっかいでっかい愛をもっています。
素直で親切で何でもできる彼らのように生きたいです。